RESEARCH
コアミックス漫画研究所

コアミックス漫画研究所

人間の脳は「おもしろい」と感じたらどのような状態になるか?
など、漫画と人間の関わりについて様々な角度から研究しています。

会社を知る

なぜこのような
研究をしているの?

そもそも、「人はなぜ、その漫画を読んで感動するか、おもしろいと感じるか」を言語化するのはとても難しく、世界でも漫画を題材とした研究事例がありませんでした。そこで、「人間の脳は『おもしろい』と感じるとどのような状態になるか」など、科学的な研究によって漫画における感情の構造を解き明かそうと研究をスタートさせました。

漫画研究を
事業にどう生かすの?

ある人が「おもしろい」と感じる「成分」を特定できれば、埋もれがちな新人作家さんや無名の作品であっても読者に読んで支持してもらえる方法が見つかる可能性があります。その「おもしろい」と感じる「成分」を探すことは、漫画を販売する上ではレコメンド機能としての武器となり、当社の作品づくりにおけるフィードバックの根拠にもなります。

「カラー」と「モノクロ」が脳に与える影響について発表
共感量・脳活動を表すグラフ

研究によって
得られた成果は?

「漫画を読むと、脳の活動領域や皮部温度、発汗など、どのような『生体反応』が表れるのか?」「そもそも漫画は[絵]なのか[文字]なのか?」「脳は何をどのように『感じる』のか?」など、まだまだわからないことだらけですが、これまで数年にわたり研究を続けている中で、いくつかの有用な技術について特許化に成功した事例も出ています。

「おもしろい」と感じた状態を生理的反応の検出研究
モノクロとカラーを読んだ際の脳活動について研究

今後の研究は?

現在は、MRIを用いた脳の活動領域の分析と、各種手法で取得できる生体反応をビッグデータとして分析・学習する方法での検証を進めています。ゆくゆくは、「閲覧中の読者がその瞬間にどのように感じているか」をある程度把握することができるでしょう。読者と作家どちらも幸せになる出会いをお届けする出版社を目指して、今後も研究を進めていきます。

漫画を読みながらMRIを使用して生体情報の研究
漫画が与える人体影響を医学的に研究
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